ゆたかな下郷町の自然-050/105page
◆トンボには、体の色によって、アオイトトンボとか、キイトトンボなどのトンボがいる。また、キバネツノトンボのように、はねがトンボで、しょっかくや体がチョウにそっくりの昆虫もいる。ミヤマアカネは、顔も真っ赤、はねも真っ赤、体全体が真っ赤でこれがほんとうのアカトンボである。
キイトトンボは、湿地や沼、休耕田などに見られ、そのすがたは実に美しい。
【ミヤマアカネ】(トンボ科)
たんぼや湿地、野原や畑などでふつうに見られるトンボである。
体の赤が実に美しい。
このトンボをアカトンボといいたいね。
〈安張地内にて撮影〉
【キバネツノトンボ】(ツノトンボ科)
キバネツノトンボは、5〜6月頃出現するがその数はきわめて少ない。
〈この写真は1990年6月・杉の沢にて撮影したものである〉
【キイトトンボ】(イトトンボ科)
キイトトンボは、緑の草にくっきりと黄色のめだつ美しいトンボである。ちょっと注意してみると見つかる。沼や湿地、休耕田などで観察できる。
〈観音沼にて撮影〉