ゆたかな下郷町の自然-070/105page
◆水生こんちゅうやタニシ
河川や沼や小川には魚のほかに、こんちゅうや貝類も生息している。ダムや小川には、たくさんの生き物が生活している。
ガムシ・タガメ・ミズカマキリ・マツモムシ・コオイムシ・タコウチ・ドロムシ・アメンボウ・ミズスマシや貝やトンボの幼虫(ヤゴ)やその他の生き物が水中で生活している。なかには、一生水の中で生活するもの、ヤゴのように、幼虫の時だけ水中で生活するものもある。水生こんちゅうや川などにすむ生き物は、農薬(のうやく)や生活排水等で川の水がよごれたために、昔にくらべるとぐんとそめ数が減ってしまった。タガメやホタルやホトケドジョウなどはいちぢるしく減っている。
タガメは、ほとんど見当たらない。
【マゴタロウムシ】
ヘビトンボの幼虫である。成虫になると、頭がへびににていることから、ヘビトンボとよばれる。
〈観音川より採集〉
【ヤゴと水生こんちゅうとドジョウなど】
どろや砂ぞこのある小川には、ヤゴやエビやドジョウやミズスマシなどの水生こんちゅうなどがいる。
〈大松川地区より採集〉
【マツモムシ】(ゲンゴロウ科)
水面のすぐ下をさかさに泳ぐへんなやつ。
U字溝の入ってない昔のままの小川には住んでいる。
<板倉地内の小川にて撮影>