ゆたかな下郷町の自然-072/105page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

(4)野鳥(やちょう)
鳥類は世界中には約9,000種、日本には536種生息していたのですが、日本にたった2羽だけの「トキ」がとうとう絶滅してしまいましたね。ざんねんです。
鳥類を「渡り」によって仲間分けすると、留鳥、夏鳥、冬鳥、旅鳥、漂鳥、迷鳥に分けることができる。
◇留鳥は、1年中同じ場所にすんでいる鳥で、スズメやカラス、キジバトなどです。
下郷にも、トビ・オオタカ・ヤマドリ・カワセミ・アオゲラ・キセキレイ・ヒヨドリ・カケス・ホシガラスなど、このほかたくさんの留鳥がすんでいる。
ウソ
【ウソ】(アトリ科)
春早く里にきて桜のつぼみなどを食べにくる。それ以外は、奥山で生活する。
〈下郷町民会館前にて撮影〉
木の葉の落ちた秋から冬にかけてバードウオッチングにはいい時期なんだ。
ウソが見えるゾ!
ウソ!
ほんとうだよ。
イラスト
写真
←【ツミ】(ワシタカ科)
小さなタカで林にすみ、鳥やネズミなどを捕る。林の中での生活が多い。あまり目立たない。
〈写真は、ツミの幼鳥〉

【ホシガラス】(カラス科)→
標高1,000mくらいの高山に住む。
カラスに似た鳴き声をする。
体が白と黒のゴマシオのうなまだら毛ですぐ見分けがつく。
〈大峠で撮影〉


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は下郷町教育委員会に帰属します。
下郷町教育委員会の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。