ゆたかな下郷町の自然-073/105page
【ジョウビタキ】(ヒタキ科)
冬鳥として当地にくる。あまり人をおそれない。
【オオルリ】(ヒタキ科)
夏鳥として当地にくる。美しい色と美しい声で知られている。
〈音金地区にて撮影〉
【モズ】(モズ科)
留鳥または、漂鳥で、捕らえた獲物を木の枝にさすふしぎな習慣がある。《モズのはやにえ》
モズには、アカモズ、チゴモズなどもいる。
◇冬鳥は、夏鳥といれかわりに北方から秋に日本へわたってきて、春には北の国へ帰ってもハクチョウやカモの大部分が冬鳥である。下郷町でみられる冬鳥は、オシドリ、コガモ、ヒドリガモなどその他のカモ類と、べニマシコ、イスカ、カシラダカ、ツグミ、ヒレンジャク、クイナ、タシギ、オオハクチョウなどである。
◇夏鳥は、春に南方から渡ってきて、秋になるとまた、南方へ渡っていく鳥。ミソゴイ、サシバ、ハチクマ、バン、オオジシギ、コアジサシ、ツツドリ、ジュウイチ、カッコウ、ホトトギス、ヨタカ、コノハズク、アオバズク、アマツバメ、コマドリ、コルリ、ノビタキ、マミジロ、オオヨシキリ、キビタキ、オオルリ、アカショウビンなどである。