ゆたかな下郷町の自然-078/105page
◆カエルのなかま
カエルはイモリのなかまで、両棲類にはいっている。カエルには尾がない。卵からおたまじゃくし、おたまじゃくしから親になるときに、水中の生活から陸の生活に変わるときに尾がなくなる。カエルは世界に2,000種、日本には30種が生息している。わたしたちがよく見かけるカエルは、ヒキガエル・トノサマガエル・シュレーゲルアオガエル・モリアオガエル・アカガエル・ヤマアカガエル、カジカガエル、アマガエルなどですが、そのほかに、タゴガエル・ウシガエル等がいる。
同じなかまに、イモリ・サンショウウオー(トウホクサンショウウオ・ハコネサンショウウオ・クロサンショウウオ)などもすんでいる。
【ニホンアカガエル】
平地や丘陵地に住む。
1月〜3月、田んぼなどに卵を産む。
【ニホンアカガエルの卵】
春の彼岸の頃、田んぼや水たまりに見られる卵である。
【ヒキガエル】
大型のヒキガエル
大きな体のヒキガエル・イボガエルなどとも呼ばれている。
【ヒキガエル卵】
カンテンのひものようなヒキガエルの卵。
池やみずたまりに産み付けられる。