ゆたかな下郷町の自然-086/105page
5.紅葉
秋になると、木の葉が緑から紅や黄に変わって、野山を美しくいろどる。葉の色が、このように変わることを、紅葉という。
紅葉は、秋だけでなく、春になって木の芽がのび、新しい葉が開いたばかりの時も紅葉するのです。ですから、紅葉は、春と秋二回起こるのです。
●黄色く紅葉するもの
イチョウ・カツラ・イタヤカエデなど。
●紅色く紅葉するもの
カキ・ツタ・ヌルデ・カエデ・ニシキギ・ウルシ・ドウダンツツジなど。
【ヌルデ】(ウルシ科)
山や野に多い落葉小木で、紅葉がたいへん美しい。ほかの木よりもはやく色づき秋を知らせてくれる。
【観音沼の紅葉】
観音沼森林公園の紅葉は、自然林と人工植栽の灌木の紅葉で他では見れない美しさである。
森林と沼の水の色とが何ともいえない美しさを出す。
山々と沼と樹々の色合いが美しい。10月なかばころから紅葉がはじまる。
山と沼と浮き島と樹々の美しさは、何ともいえない。