伊南村村勢要覧 -017/027page

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伝統を生んだ歴史上の舞台

いにしえの熟き思いを
 現代に継承する

その昔柳川の庄と呼ばれていた伊南は、村の 各所から縄文土器が出土するなど、いにしえ から人が住んでおり、中央を流れる伊南川の もとで生まれた文化と歴史は、現在の私たち の心のなかに息づいています。
農民の娯楽であった村芝居の様子を今に伝え る大桃の舞台、かつて幕府直轄の天領として 栄えた御蔵入を偲ばせる文化財、そして戦国 時代、伊達軍から伊南の領地を守り抜いた名 将・河原田氏の面影を残す久川城の城跡など が各所に残り、村を一巡すればタイムスリッ プの気分。また伊南の歴史を見つめてきた樹 齢八百余年のイチョウの巨木、古式ゆかしい 祭など、歴史の里にはつきない魅力があふれ ています。

“黒仏様”県措定重要文化財『木造阿弥陀如来坐像』
“黒仏様”県措定重要文化財
 『木造阿弥陀如来坐像』
lNAMURA


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