のびゆく南郷村-053/087page

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1)正月の行事
元旦の早朝、神社におまいりをして家内安全などを願う元旦参りをします。また、元旦には、地区によってはもちをつき家族そろって食べておいわいします。
だんごさしは、正月13日にミズノ木に米のこなで作っただんごをさし、神だなにそなえたものです。ほうさくをいのっておこなわれる行事です。
おんべは、15日、松かざり、書初め、古いおふだなどをもちより、切ってきた松の木にむすびつけ、わらをからげてそれをもやすものです。その火でもちをやいて食べると一年中腹やみしないといわれています。
▲おんべ
▲おんべ

▼だんごさし
▼だんごさし

2)春の行事
2月3日は節分です。夜、家々で「福は内、鬼は外、恵比寿大黒宇賀の神」といいながら、悪いことがおこらないように願って豆をまきます。子どもたちは、豆ひろいに歩きます。
ひな祭りは3月3日です。ひな人形をかざり、ひしもちをそなえ、あま酒をのんで女の子をおいわいします。
3)夏の行事
5月4日には、宵節句といってしょうぶとよもぎをのき先にさしてやくよけをします。元気にすごせるようにとしょうぶ湯に入ります。

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