相馬市市勢要覧 -013/050page
快適で住みよい住環境やづくり
宅地造成・住宅建設地域開発の進展などに伴い、人口・世帯は増加 傾向にあります。
本市には、坪ヶ迫地区、刈敷田地区など十地区 に五八五世帯の市営住宅や分譲住宅地がありま す。
二十一世紀に向けての快適で住みよい住環境の 整備の一環として、平成四年度より馬場野地区に 十一・二ヘクタールの住宅団地宅地造成事業を進め、平成 八年三月に完成しました。これにより、約一五〇 世帯の入居が可能となります。
思いやりのあるふれあい場
近年、家族共働きの傾向や老人の高齢化が進み、 児童福祉、老人福祉などの対策が急がれています。
総合福祉センター本市では、平成六年度より「総合福祉センター」 の建設計画を進めてきました。
総合福祉センターは、市内小泉地内に、一・一 ヘクタールの用地を造成し、鉄筋コンクリート二階建、建 物面積は四,三六〇平方メートルで、老人福祉セ ンター、デイサービスセンター、介護支援センター などを備える予定です。
完成は、平成九年度の予定で、現在は用地の造 成などが進められています。
市民のいこいの空間づくり
歴史と伝統のある相馬市は、自然も多く残さ れています。しかし、開発のための自然破壊につ なげてはなりません。市民がつどい、やすらぎの あるまちづくりにつとめ、二十一世紀にこの貴重 な遺産を受け継ぐことが大切です。
市民の森市民の憩いと自然の保護を目的として、「市民の 森」を市内西山・粟津・小野地内に計画中です。
総面積約一〇〇ヘクタールには、散策路や、アスレチッ ク広場、ロッジやキャンプ施設が設けられる予定 で、郷土の歴史や市民の文化活動、健康づくりの 拠点として整備されます。
CONCEPTION相馬