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せんそうがあったころ
空しゅうによるひがい
せんそうの時のおぜん
・サツマイモとだいこんの葉の入ったごはん
・おひたし
・みそしる
佐藤さんの話
せんそうがはげしくなってくると、食べ物を十分食べることができませんでした。ぼうくうずきんをまくらもとにおいてねるようにお母さんからきびしく教えられました。
町の中には、ぼうくうごうとよばれるひなん場所がたくさんあって、ぼうか用水もあちらこちらに見られました。くうしゅうがはげしくなって、275名の東京の子どもたちが身を守るために相馬に来て寺などに別れてとまり、生活しました。
仙台がくうしゅうされた時は、北の空が赤くなり、それを見てみんなかなしんでいたのを今でも思い出します。