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作られたわけを考えてみようかな。
相馬駒焼 (一心)
馬が走る絵とひびが入った焼き物で知られるのが相馬駒焼です。
これは、とのさまにさしあげる焼き物で、ふつうの人びとに売ることはきんじられていました。
「登りがま」というかまは、三百六十年たった今も使われ、きっとも古い焼き物のかまです。(特産)
二宮尊徳像 (一小)
むかし、相馬では天明の大ききんといって、作物がほとんどとれず、たくさんの人が死んだり相馬からにげだしたりしました。
二宮尊徳(金次郎)さんに相馬をすくってくれるようおねがいしました。
よくはたらき、ぜいたくをしないでみんなできょうりょくするという尊徳の教えを守り、ゆたかな相馬に生まれ変わりました。(碑)