わたしたちのまち かしま - 003/072page
町の木:ケヤキ
ニレ科(か)の落葉樹(らくようじゅ)で、成長(せいちょう)が早く樹齢(じゅれい)は長い。木質(もくしつ)は堅(かた)く枝(えだ)は四方八方(しほうはっぽう)に伸(の)び、その繁茂(はんも)する枝(えだ)ぶりは明日(あす)に向かって伸(の)びゆく鹿島町の象徴(しょうちょう)です。
昭和48年12月 「鹿島御子神社(みこじんじゃ)の大ケヤキ」 が町の天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定(してい)されました。
町の花:マルバシャリンバイ
鹿島町に自生(じせい)するマルバシャリンバイは、日本の北限地(ほくげんち)で高さ1mくらいのバラ科の常緑樹(じょうりょくじゅ)です。
葉は厚(あつ)くまるみがあり、5月頃(ころ)白い小さな花が咲きます。その花は香(かお)りが高く、気品(きひん)があり、文化(ぶんか)の町、鹿島町の象徴(しょうちょう)です。昭和31年9月 「海老浜(えびはま)のマルバシャリンバイ自生地(じせいち)」 が福島県(ふくしまけん)の天然記念物(てんねんきねんぶつ)に指定(してい)されました。
町の鳥:ウグイス
ウグイスは日本全国(ぜんこく)に生息(せいそく)し、相馬地方では、早春(そうしゅん)の2月から3月頃(ころ)、美しい声で春を告(つ)げます。
そのさえずりは、人々の心をなごませこれからの生活に希望(きぼう)を与えています。
ウグイスの一声は、町民(ちょうみん)に活力(かつりょく)と希望(きぼう)を与(あた)え明るい鹿島町の象徴(しょうちょう)です。わたしたちの鹿島町が、素晴(すば)らしい町になってほしいという願(ねが)いをこめて、昭和59年10月20日に町民憲章(ちょうみんけんしょう)、町の木、町の花、町の鳥が制定(せいてい)されました。