わたしたちのまち かしま - 057/072page

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(2)魚のたび

 とれた魚は、どこに運ばれるのでしょう。
たこ

 鹿島町でとれた魚は、主(おも)に東京(とうきょう)の築地市場(つきじしじょう)に持(も)ち込(こ)まれ、東京(とうきょう)の人たちの食卓(しょくたく)にならびます。生きた魚は、いけすに入れられ値(ね)が高くなるまで生かしておきます。いけすは、魚の出荷時期(しゅっかじき)をちょうせいするはたらきをしています。生きた魚は、値(ね)だんが高く出荷(しゅっか)ができます。

 活魚(かつぎょ)の出荷(しゅっか)

活魚の出荷  生きている魚を活魚(かつぎょ)といいます。
 生きた魚は、すぐに市場(いちば)の水そうにいれられます。
 魚が死なないように酸素(さんそ)ボンベで酸素(さんそ)が送(おく)られています。
活魚の出荷  出荷(しゅっか)のため水そうから、魚が出されます。
 ここから、魚のたびの始(はじ)まりです。
 魚が死なないように、すばやく処理(しょり)されます。
活魚の出荷  魚が、大きなトラックに積(つ)み込まれています。
 このトラックも酸素(さんそ)ボンベを積(つ)んでいて、酸素(さんそ)がブクブクとアワを出しています。酸素(さんそ)を送(おく)ることで、魚は死なずに目的地(もくてきち)に届(とど)けられます。

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