博物館学習指導の手引き-019/098page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

■小学校6学年社会科(9)

単元名・単元のねらい 主な学習内容 博物館資料 資料活用の視点
(8)移り変わる社会

・江戸の文化や町人や農民の生活の様子を調べ、町人が力を持ち始め、農民が生産力を高める一方で、幕府の力が次第に弱まり、1玉1学や蘭学を学んだ人々の問で、政治の行き詰まりを変えようとする新しい動きがおこり、ペリーの来航により開国に至ったことをとらえる。

・江戸のすもうを観戦しよう

・人々が力をつける

・人々が立ち上がる

・蘭学が広がる

・鎖国が終わる
「e、中ノ郷と原ノ町宿]

・原ノ町宿絵図

・原ノ町宿の想定

復元模型

・商家の店頭

「e、天明の飢僅と村おこし」

・御仕法を実施した村々

・富田高慶坐像

・御仕法の鍬

・御仕法建ての家屋

・御仕法の成果
 

・戊辰戦争直前、官軍側で戦略上から作成させたもので、浜街道に沿い、南・北の木戸、宿場の街並みのようす、野馬土手の風景などがよく描かれていることをとらえさせる。

・幕末、19世紀中頃の原ノ町宿場の模型である街の中央の掘割、高札場、右手奥に中ノ郷陣屋の建物などの景観を示している。宿場の様子を想像させる。

・幕末のころ、原ノ町宿で商家を営んでいた順生堂(天町屋)の店先を想定復元したものである。百板の一徳丸は、この店の専売薬であった。当時の商家の様子を想像させる。

・御仕法の最大事業は、水利事業で、旧相馬領内の溜池、堤、用水路は、この時期に新築、改築されたことをとらえさせる。

・二宮尊徳の高弔、中村藩上富田高慶の木彫、中村出身の彫刻家佐藤朝山が、大正10年(1921)に完成したもの。

・富山高慶は、尊徳の代理として、領内の御仕法実施を指導し、成功に導いた。

・御仕法では、働き者を表彰して、金や農具を与え、農業への意欲を高めるとともに、困窮者の救済、家屋修理、新築への助成、開墾、堤、川水路の普請などの事業を行ったことを理解させる


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は野馬追の里 原町市立博物館に帰属します。
野馬追の里 原町市立博物館の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。