■小学校6学年社会科(9)
単元名・単元のねらい 主な学習内容 博物館資料 資料活用の視点 (8)移り変わる社会 ・江戸の文化や町人や農民の生活の様子を調べ、町人が力を持ち始め、農民が生産力を高める一方で、幕府の力が次第に弱まり、1玉1学や蘭学を学んだ人々の問で、政治の行き詰まりを変えようとする新しい動きがおこり、ペリーの来航により開国に至ったことをとらえる。
・江戸のすもうを観戦しよう ・人々が力をつける
・人々が立ち上がる・蘭学が広がる
・鎖国が終わる「e、中ノ郷と原ノ町宿] ・原ノ町宿絵図
・原ノ町宿の想定復元模型
・商家の店頭「e、天明の飢僅と村おこし」
・御仕法を実施した村々・富田高慶坐像
・御仕法の鍬・御仕法建ての家屋
・御仕法の成果・戊辰戦争直前、官軍側で戦略上から作成させたもので、浜街道に沿い、南・北の木戸、宿場の街並みのようす、野馬土手の風景などがよく描かれていることをとらえさせる。
・幕末、19世紀中頃の原ノ町宿場の模型である街の中央の掘割、高札場、右手奥に中ノ郷陣屋の建物などの景観を示している。宿場の様子を想像させる。・幕末のころ、原ノ町宿で商家を営んでいた順生堂(天町屋)の店先を想定復元したものである。百板の一徳丸は、この店の専売薬であった。当時の商家の様子を想像させる。
・御仕法の最大事業は、水利事業で、旧相馬領内の溜池、堤、用水路は、この時期に新築、改築されたことをとらえさせる。・二宮尊徳の高弔、中村藩上富田高慶の木彫、中村出身の彫刻家佐藤朝山が、大正10年(1921)に完成したもの。
・富山高慶は、尊徳の代理として、領内の御仕法実施を指導し、成功に導いた。・御仕法では、働き者を表彰して、金や農具を与え、農業への意欲を高めるとともに、困窮者の救済、家屋修理、新築への助成、開墾、堤、川水路の普請などの事業を行ったことを理解させる