博物館学習指導の手引き-024/098page

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■小学校6学年理科

単元名・単元のねらい 主な学習内容 博物館資料 資料活用の視点
5、大地のつくり

・化石発掘の場面や化石の写真資料、化石の現物を見て、大甘の動物・植物の存在を化石が証明していることをとらえる。

・大地は、水のはたらきや火山のはたらきでできることをとらえ、それぞれの地層の特徴を調べる。
1、大地をつくっているもの

・化石について

・化石や人地のできかた

2、水のはたらきでできた天地

3、火山のはたらきでできた大地
[b、大地の成り立ち]

◎古生代の化石

・三葉虫(アメリカ)

・海百合(アメリカ)

・キルトスピリファー(ロシア)

◎中生代の化石

・アンモナイト(相馬市)

・アンプリナ(巻貝)(鹿島町)

・ピンナ(二枚貝)(鹿島町)

・ザミテス(ソテツ類葉)(原町市信田沢)

・中生代のパネル

◎新生代の化石

・タカハシホタテ(北海道)

・エゾタマキガイ(広野町)

・コシバニシキ(広野町)

・カルカロドンの歯(山元町)

・ハラマチクジラの化石骨(原町市)
・生物は、たえまない変化をくり返し、環境に適応したものだけ生き残ってきた。化石の存在がそれを証明していることに気づかせる。

・地球上で最も占い生物の痕跡と思われるものが、約35億年前の堆積岩から見つかっており、動物化石の一番占いものは、およそ6億年前の地層から発見されている。

・古生代(2億4000万年以前)に入ると、生物は飛躍的に進化し、原始くらげ類をはじめ、1古1い殻を持った三葉虫なども、この時代に出現した。 

・中生代(2億4000万年〜6400方年前)は、陸ではハ虫類の仲間「恐竜」とシダ植物・裸子他物が、海ではアンモナイトが繁栄をしていた時代であることをとらえさせる。

 

 

 

 

 

・中生代のパネルから、恐竜の時代をイメージさせる。

・新生代(6400万年前以後)は、哺乳類や鳥類・被子相物が種属を増やし、繁栄してきた時代であることをとらえさせる。

 

・新生代になると、山野は今と同じような景観になった。

・1985年、原町市大木戸川にかかる道場橋下の大年寺層シルト岩より、クジラの15個の椎骨化石とv字骨数個を発掘した。

・このクジラ化石と一緒に、サメ(カルカロドン)の歯、ウニ、有孔虫、口化石なども産出している。

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