博物館資料
「昔の生活・生産用具」を生かした授業例
1.単元名3年「かわってきた人々のくらし」「むかしのくらしをしらべる」
2.小単元の目標
(1)身のまわりにある道具は、時代によって移り変わってきたことや、古い道具には昔の人の知恵や苦労がこめられていることに気づくことができるようにする。また、地域の人々のくらしと昔と今との違いや、くらしの移り変わりの様子を理解できるようにする。(2)昔の道具の使い方や使われていた時代を調べたり、実際に使ったりすることを通じて、昔のくらしの様子について考えることができるようにする。また、地域の博物館などを進んで利用することができるようにする。
3.指導計画(総時数27時間)
(1)学習計画・・2時間
(2)むかしをしらべる・・・・・9時間(本時5/9 6/9)
(3)くらしのうつりかわり・・・10時間
(4)つたえる人うけつぐ人・・・6時間
4.本時のねらい
博物館で昔の道具を調べたり、機織り機の使い方を体験したりして、片の生活の様子について考えることができる。
5.博物館資料について
○原町市博物館には、相馬地方の古い牛、活用貝、空席用具が数多く収集されている。この単元においては、古い道具を実際に見たり、使用したりして、昔の生活についての関心を高めていくことをねらいとしている。家庭や学校にある資料で十分でなかったものやもっと調べてみたい分野について課題意識を持ち、博物館の豊富な資料で更に調べていくことは、この時期の児童にとって大切な学習活動である。
・生活用具(衣食住に関わるもの)
素材、使用法など、今の道具との違いに着目させていく。
・生産用具(稲作、養蚕、鮭漁に使うもの)
家庭や学校ではなかなか収集できない道具が揃っている。素材や動力、使用法について、調べさせていく。
・「機織り機」を実際に使用させる活動を位置づけ、昔の道貝や生活について、貝体的なイメージを深めることができるようにする。