博物館学習指導の手引き-071/098page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

6.指導過程

段階 学習活動・内容 時間 ○教師の支援◎評価 資料
つかむ 1.本時のめあてをつかむ。

昔の道具を見たり、さわったりして、使い方や昔のくらしについて考えよう。

・調べたいことをグループごとに発表する。

・見学の約束を確認する。

2グループや個人で、昔の生活用具や生産用具の種類や使い方を調べる。(博物館・エントランスホール)

・用具の絵をかく。

・解説文を呼んだり、学芸員の説明を聞いたりして、使い方を調べる。

生活用具

・身につけるもの

・台所用品

・住まいで使う

もの等

生産用具

・稲作に使うもの

・養蚕に使うもの

・漁業に使うも

の等

3.機織り機の使い方を体験する。

・学芸員の方の指導のもと、布を織ってみる。

4.調べたことや休験したことをもとに昔のくらしの様子について気づいたことを発表する。

10分

 

○前時に、博物館でもっと詳しく調べたいことを十分に話し合わせ、課題意識を高めておくようにする。

○見学の際のマナーについては、半前に指導しておく。

・展示物を大切にする。

・メモには、鉛筆を使う。

・触っていいものとそうでないもの

・質問の仕方等

○博物館資料(生活用具・生塵用具)を十分に調べる時間をとり、古い道具にも昔の人の知恵と工夫がこめられていることに気づかせるようにする。

○学芸員の方と事前の打合せを十分に行い、使い方や道具の特徴について、児童が理解しやすいように提示する。

◎昔の道具を観察したり、質問したりして、調べることができたか。(観察、記録カード)

 

○「機織り」を実際に体験することを通して、昔の道具の使用は、技術や根気が伴うことをとらえさせるようにする。また、これらの道具を使いこなしていた昔の人々のくらしはどのようなものであったか、考えさせる。

○調べたり、体験したりして、分かったことや感じたことを数多く発表させる。

◎昔の道貝を調べたり、体験したりすることを通して、昔の生活の様子を考えることができたか。(発表)
わらぞうり

げた

ひばち

じざいかぎ

すげかさ

あじろがさ

はがま

アイロン

蓄音機

せんばこき

たぐるま

たてぎね

まぶしおり機てんのうじのこにぐら

のぞきばこ

さおばかり

はたおり機

しらべる
35
35
10
まとめる

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は野馬追の里 原町市立博物館に帰属します。
野馬追の里 原町市立博物館の許諾を受けて福島県教育委員会が加工・掲載しています。