小高観光ガイドブック -004/012page

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野馬追に思いをはせる

 小高城は鎌倉時代の終わり頃に相馬氏の所領となり、江戸時代のはじめ相馬中村城に移るまで約280年間奥州相馬氏の本拠地だった場所です。南北朝の動乱から、伊達政宗をはじめとする奥州伊達氏との抗争に至るまで、戦乱の世を生き抜き、一度も侵攻を受けなかった城です。現在、城内には相馬小高妙見を祭る相馬小高神社があります。

 城趾は中世の城の形態をよく表しており、別名「紅梅山浮舟城」と呼ばれ、福島県指定史跡に指定されています。

相馬小高神社

小高城址


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