小高観光ガイドブック -008/012page

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文化・歴史に学ぶ

蛯沢稲荷神社奉納絵馬地引大漁図(えびさわいなりじんじゃほうのうえまぢびきたいりょうず)
 蛯沢稲荷神社は、古くから漁民信仰を集める神社として知られています。
明治七年に奉納されたこの大漁図は、地引網漁の様子や魚の取り引きの様子など浦尻の浜と思われる漁村が細やかに描かれています。
蛯沢稲荷神社奉納絵馬地引大漁図

大名婚礼調度等(だいみょうこんれいちょうどとう)
 相馬家霊堂には「大名婚礼調度等」と称される、藩主の婚礼の時使われる食事用の漆器などが納められています。これらは21代昌胤以来の藩主の奥方が亡くなる度に奉納されたもので、江戸時代中頃から後半にかけて作られました。
大名婚礼調度等

相馬野馬追額(そうまのまおいがく)
 行列図・野馬追図・野馬懸図の三面からなります。江戸時代中頃、18世紀頃に作られたと推定され、江戸時代の相馬野馬追の様子を知ることができます。
相馬野馬追額

大悲山文書(だいひさもんじょ)
 相馬氏の一族大悲山氏に関係する鎌倉・南北朝時代の古文書です。大悲山氏は現在の泉沢(昔は大悲山村)を本拠地としたため、のちに大悲山氏となのるようになりました。この古文書は、中世における奥州相馬氏に関わる数少ない資料です。
大悲山文書


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