心を育てる -004/006page
豊かな経験を数多くさせましょう
いけないことを叱っているか、できないことを教えているか
できないことは、教えたり、練習したり、励ましたり してできるようになっていくものです。初めはできな いのです。でも、このできないことを怒ってはいない でしょうか。今の小中学生は、いけないことよりもで きないことの方が悪いことだと思っています。
例えば、幼い子どもが自分の靴を履くときに遅いこ とを怒るが、隣の子どもの靴を踏みつけたりすること はあまり叱らない。そんなことはありませんか。耐性
●武道を通して礼節を学ぶ
柔道スポーツ少年団の子どもた ちは、浪江警察署の道場を借り て練習をしました。警察署の駐車 場で、納会後の楽しい餅つき。責任
●美しい町を自分たちの手で
県立浪江高等学校生徒による 自主参加のゴミ拾い。中学生に よる駅の清掃。幼稚園の子ども たちによる近くの公園のゴミ拾 い。町内の幼稚園、小中学校、高 等学校のどこでも行われている 活動です。●自然環境を保護する
美しい海を守るために行われている浪江町 「森林ボランティア」は、今回で4回目を数え ます。小学生から大人まで、町民が参加して毎 年初夏に行われています。また、海開きの前の 海浜清掃も、毎年行われている活動です。きずな
●親子のふれあい、スキンシップ
なかなか見られない素晴らしい笑預。お 父さんも、子どもたちも。頼れるお父さん と優しいお母さんの姿が、きっと一生忘れ られない思い出になるのでしょう。食事はみんなで
いま、子どもたちだけでさびしく食事を する家庭が増えつつあります。食事は、栄 養補給の場でもありますが、家族のコミュ ニケーションの場であり、しつけの場でも あります。
家族みんながそろう楽しい食事の席で、 お互いの深い絆を確かめ合うとともに、 「いただきます」や「ごちそうさま」、ご 飯を残さないなどの食事のマナー、お箸の 使い方、後片付けなど、子どもたちに心の 栄養もたっぷりとあげたいものです。