自然観察ガイドブック 五十人山の自然 -024/032page

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五十人山周辺の三角点(△)数字は標高

解説

左図でのmgNは方位磁石の指し示す北の方向。五十人山付近では真北とは6.5°のズレがある。日本列島では方位磁石の針は真北を示さない。これは地球の大きな磁石としてのN極、S極が地軸(自転軸)と同じでないため、このためにおこる方位磁石の針のズレを「偏角」といい、日本では西へズレる。(九州5〜6°西、本州6〜8°西、北海道8〜10°西)

 そのため東西南北を正確に示すには、磁石の本体を時計まわりに6.5°回して読まなければならない。(6.5°の程度は左図を参考に)

方位磁石

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