わが葛尾村の農業 -027/036page

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6 農業の果(は)たしている役割

 葛尾村で生産されている農産物が、村内で消費(しょうひ)されて いるのはもちろんですが、仙台市や東京方面にまで出荷 されています。販売の経路(けいろ)としては、最初に農協であず かり、市場に出荷されます。そして加エしない農産物 (野菜・しいたけなど)は、小売店やスーパーなどから 消費者にわたります。また、加エを必要とするもの(畜産など)は、 いったん加エしてから製品(せいひん)として販売され 消費者にわたります。

 このようにして、わたしたちの村で生産された農産物 は、多くの人々の食生活(しょくせいかつ)に役立っています。また、農業・ 農村は、食りょうの生産だけでなく、緑あふれる国土(こくど)を 守り、心豊(ゆた)かなふるさとづくりにもこうけんしています。

7 これからの葛尾村の農業

(1)地域、実態(じったい)から考えられる農業の方向

 葛尾村の農業は、土地を有効(ゆうこう)に利用する土地利用型農業 (米・飼料作物など土地の広がりが大きい農業生産を 言う)にカを入れながら、米・たばこ・畜産・野菜を 主なものとした複合(ふくごう)経営(1つの作物だけでなくいく


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