双葉町町政要覧 -009/030page
志賀直哉の心のふるさと・双葉
志賀直哉ゆかりの地にちなんで図書館のー角にコーナーを設け、手紙・書・写真など多数展示しています。
明治16年、宮城県石巻町生まれ。武者小路実篤氏らと「白樺」を発刊、日本文学史に大きな足跡を残した。 代表作;「暗夜行路」「網走まで」「城の崎にて」ほか
前田の大杉(県指定緑の文化財)
前田字稲荷前地内の稲荷神社境内にある浜通り随一の巨杉です。推定樹齢1000年、樹高23.5m。
新山城跡(町指定文化財)
元弘元年(1331)に標葉四郎隆連(たかつら)が築城以来、隆重、隆豊(たかとよ)と三代が居館しました。縄張(なわば)りは中央公園から双葉中学校までの広範囲にわたり、曲輪(くるわ)、土塁(どるい)、空堀(からぼり)、畝状縦掘(うねじょうたてぼり)が現在も残っています。鴻草磨崖仏(町指定文化財)
鴻草字清水迫地内の丘陵岩壁面に彫られています。中央に大日如来座像が、右に菩薩立像(みろくぼさつりゅうぞう)、左には聖観世音菩薩立像が彫られています。
両竹磨崖仏(町指定文化財)
両竹字稲荷迫地内の丘陵頂上の岩壁面に彫られています。岩屋は2つあり内1つには薬師如来座像が彫られています。もう1つの中央には阿弥陀如来座像が、右に勢至菩薩立像(せいしぼさつりゅうぞう)、左には観世音菩薩立像がそれぞれ彫られています。
十一面観世音菩薩座像(町指定文化財)
目迫字長近地内にある観音堂に安置されています。大同2年(807)の堂宇建立とともに安置されたと伝えられています。
阿弥陀如来座像(町指定文化財)
長塚字寺内前地内にある阿弥陀堂に安置されています。堂宇の建立は大同2年(807)と伝えられています。十三仏画
ハスの茎の繊維で織った布に十三仏を刺刺繍した蔓陀羅(まんだら)です。脇に元和4年(1618)の刺繍(ししゅう)があります。旧満福寺檀家が共有しています。