大熊町民話シリーズ第3号 民話 野上川 - 024/024page

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実行しました。この部落には、はなたらしは一人もいなくなりました。地蔵様はりっぱに飾られました。

それを聞いた隣部落の人もやってみましたが一向にききめがありません。短気な人はおこって地蔵様のはなを金づちで落してしまいました。人々は怒りましたが誰だかわかりません。人々は、はなかけ地蔵と呼びました。部落の人々は金を出し合ってりっぱな地蔵様を安置しました。今は、はなたらしはいません。

鼻欠け地蔵


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