原子力とわが町 - 038/079page
環境放射能監視体制 環境放射能監視テレメーターシステム
福島県では、環境放射能の常時監視体制を一層強化するため、昭和50年6月に、他県に先がけて環境放射能監視テレメータシステムを採用しました。このシステムは、原子力発電所周辺の環境放射線等を常時監視するため、モニタリングポスト、ダストモニタ、気象観測装置からの測定結果をコンピュータで処理し、測定値を表示盤に表示するとともに記録する装置です。また、平成13年度からは、発電所周辺のモニタリングポストを23基に、ダストモニタを5基に、気象観測装置を5基にそれぞれ増やし監視体制の一層の強化を図る予定です。なお、東京電力鰍ノおいても独自に放射能測定基本計画を定め、昭和43年2月から測定して放射能監視に万全を期しています。
環境放射能監視状況