福島県とわが川内村の農業 - 026/030page

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するもの(畜産など)は、いったん加工してから製品として販売され消費者にわたります。

 このようにして、わたしたちの村で生産された農産物は、多くの人々の食生活に役立っています。また、農業・農村は食糧(しょくりょう)の生産だけでなく緑あふれる国土を守り、心豊かなふるさとづくりにも貢献しています。

7 これからの川内村の農業

(1) 地域、実態からかんがえられる農業

 川内村の農業は、広い土地を有効に利用する土地利用型農業(米、飼料作物など土地の広がりへの依存が大きい農業生産をいう)に力を入れながら米、葉たばこ、畜産などを主なものとした複合(ふくごう)経営(一つの作物でなくいくつかの作物を組み合わせておこなう経営)をとってきまきた。しかし、農産物の生産調整や価格の伸びなやみ、農産物輸入の自由化よういなどの問題もあり農業経営は、なかなか容易(ようい)なものではありませんでした。

 これからは、限られた土地を最大限に活用し、農業の方法を改善してどのような作物をどれだけ作ったらよいかを、わたしたちの村の土地や気候などの条件を十分考えて、現在


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