まんが吉田富三博士の生涯 -125/204page

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まんが吉田富三博士の生涯125ページ

1944年(昭和19)1月

「えっ 先生が東北大学の医学部へ…! ですか?」

「そうなんだ 東京の緒方教授から話があってね 病理学を担当しないか というんだ
食糧事情も悪くなってラットの餌も不足しがちだし」

「そうですね 東北は米の産地ラットには最適です ボクの産地でもありますが…」

「ははは 確か山形だったネ 佐々木くん どうだい一緒に行かないかい?」

「先生となら 僕も行きたいです」


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