まんが吉田富三博士の生涯 -131/204page

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まんが吉田富三博士の生涯131ページ

富三博士はやっとのことで 小石川西原町にたどりつくと 田子家は跡かたもなく焼失していました

山積みのままの本の灰がまだ煙を上げ 今は亡き勝弥の愛用した顕微鏡が焼けただれてころがっていました

「オレと妻の思い出の家が 灰になってしまった……」

「うう…」


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