まんが吉田富三博士の生涯 -185/204page
「これを犠牲にして 患者に対して『不定時』の奉仕は辛いものがあります 医師にはこれが要求される場合が多いと思いますがこの犠牲を拒否することは 医師の良心に痛みとなって残るはずです
しかし 自己犠牲といっても限界があり そのへんの判断も良医の条件のうちでしょう
では… 3(みっつ)
医事は自然に如(し)かず 静観待機療法(せいかんたいきりょうほう)
まず 静観待機療法(せいかんたいきりょうほう)の方から説明いたしますと 人体には病気になっても自ら病気を治(いや)す力(ちから)治癒力(ちゆりょく)があります それ故!!」