ふくしま海洋科学館学習指導の手引き -066/097page
―ウミガメ科―
アカウミガメ
学名 Caretta caretta
英名 Loggerhead sea turtle
■展示場所:水生生物保全センター
■対 象:小学校
■教 科:国語
■学 年:4年下
■出版社:東京書籍
■大きさ:甲羅の長さ1m
■分 布:世界の熱帯、温帯域に広く分布
―特 徴―
貝などの軟体動物を食べることが多く、他のウミガメに比べ、頭が大きく頑丈にできています。
北太平洋では、日本が唯一の産卵場となっており、中でも福島県は、アカウミガメの産卵地として最北となっています。日本での産卵時期は、八重山島の4月にはじまり、沖合で交尾したメスが、上陸をして産卵します。産卵数は、1回100〜150個で約2ヶ月で孵化をします。同じメスが1シーズンに最高6回まで上陸した記録があります。
―メジロアザラシ科―
アカショモクザメ
学名 Sphyrna lewini
英名 Scalloped hammerhead
■展示場所:黒潮大水槽
■対 象:中学校
■教 科:理科
■学 年:2分野
■出版社:東京書籍
■大きさ:4cm
■分 布:北海道南部以南
―特 徴―
頭部は「ハンマーヘッド」と呼ばれているように金づちのようなT字型をしています。他のシュモクザメとの速いは頭部前方の輪郭が丸いことと、同じく頭部前面中央部がへこんでいることです。大きな群れを作ることがあります。
夜間にサメ、エイ類を含む魚類やイカ、タコ類、甲殻類を食べます。