平成13年度 事業報告書 - 094/171page

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が7月に数尾見られたが、他の月は全て4未満の未成熟であった(図3-1、3-2)。
 まき網漁獲物の胃内容物は、摂餌率は、41.7%以下で空胃個体が多く見受けられた。
摂餌生物は、カタクチイワシ、次いでマイワシが多かった(表3)。
 平成14年1〜3月における流し網の漁獲物は56cm前後が主体であったが、それに大型魚も混じった(図4)。

(2) クロマグロ

 平成14年11〜12月における曳釣、平成14年1〜3月における流し網の漁獲物の体長組成を図6に示したが、主体はそれぞれ45cm前後、53cm前後であった。

参考文献

1) 二平章:潮境域におけるカツオ回遊魚群の行動生態および生理に関する研究、東北区水産研究所研究報告第58号別冊(1996)

表1


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