平成13年度 事業報告書 - 165/171page
[ その他の調査
1 県北海域における幼稚魚調査
石田敏則・小野安芳
目 的
松川浦、および磯部大浜海域に出現する仔稚幼魚をモニタリングし、このうち有用魚種については、資源への加入量との関係を探るとともに、外海における魚類の餌料生物として重要なエビジャコ、キシエビ、サルエビの分布状況を把握することを目的とする。
方 法
平成13年4月から平成14年3月にかけて、沿岸漁業調査指導船「拓水」により、水工研U型ソリネットを用いて、水深7m及び15mの等水深帯を、原則15分間曳網し、幼稚魚及び上記エビ類3種の出現状況を調査した。
結 果
表1に水深7m等水深帯の結果を、表2に水深15m等水深帯の結果を示す。