福島県長期総合教育計画41/4-106/330page

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エ へき地児童生徒教育館の新設と協力校の設置

  へき地では効果的な学習が困難な事項について、数日または数週間宿泊させ、平地の児童生

 徒と同じ環境で学習できるような配慮が必要であるので、寄宿舎を併設したへき地児童生徒教

 育館の機能をもつ施設を地区教育センターに付設する。またへき地学校児童生徒の学習を効果

 的にするため、へき地学校協力校の設置を検討する オ へき地教育センターの新設

  へき地教育の中心課題を実践的に調査研究し、へき地学校の教育に資するとともに、教具教

 材の集中整備による効果的利用にも重点をおき、へき地教育資料センターとしての役割をはた

 すために、へき地教育センターを新設する。

(4) 教育内容、方法を改善し、学習効果の向上をはかる。

 ア 単級、複式学級を有するへき地学校において、個別化教育、主体的学習を推進するため、機

 械の活用、プログラム学習の導入を図って、学習方法の高度化を促し、教育水準の向上につとめ

 る。このため、シート式磁気録音機を目標年次まで、単級、複式学級を有する全学校に整備する。


シート式磁気録音機整備計画

  39 45 50 購入数
40〜45 46〜50
シート式磁気録音機 3 83 157 80 74


 イ 単級、複式学級学習指導法講習会を開催する。

 ウ 学校の実情に即した教育計画の樹立と指導法について研究し、具体的実践の成果をひろめる

 ため、へき地教育研究学校を指定する。

(5) 教職員組織の充実、教員の優遇策を推進するとともに、研修を強化する。

 ア 教職員配当の改善

  へき地教育の効率を高めるため、長期欠席児童生徒の多い地域にカウンセラーを配置し、ま

 た、一般教員、養護教員、事務職員の増員、研修補充教員の確保等、必要な教職員配当の改善

 につとめる。

 イ 教職員の優遇措置

  へき地学校在勤教員に対し、勤務実績とその期間に応じた、特別昇給制度等の運用による

 優遇措置を行ない、教職員配置の円滑な推進を図る。

 ウ 教職員住宅の整備

  教職員のへき地学校に対する計画配置をさらに推進するため、必要な住宅等の整備を図り、

 受入れ体制を促進する。

 工 教員研修の充実

  へき地学校勤務の特殊性に即応して、総合教育センター、および大学における長期研修制度


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