福島県長期総合教育計画41/4-139/330page
減させ、1学級40人の学級編制基準を目途として努力する。
(イ) 複式、特殊学級の学級編制基準は現行のままとするが、単級、複式学級の解消に努力する。
(教育の機会均等「へき地教育の振興」の項参照)
学級編制基準と1学級当り児童生徒数
昭39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 学級編制基準 49人 48 47 46 45 (44) (43) (42) (41) (40) (40) (40) 1学級当り児童数 35.2人 34.4 33.6 32.8 32.0 (31.2) (30.1) (29.3) (28.5) (27.4) (27.4) (27.4) 1学級当り生徒数 41.9人 41.2 40.5 39.8 39.1 (38.5) (37.9) (37.2) (36.5) (35.7) (35.7) (35.7)
(注) 昭和40年度以降の1学級当り児童数、生徒数は推計によった。
ウ 施設設備の拡充
(ア) 危険建物の改築
〔施策設定の理由〕
第44表は、校舎の必要坪数、保有坪数、不足坪数、危険坪数、要改築坪数等について、まとめ
たものである。これについてみると、
第44表 小中学校校舎の実態 (昭39公立学校建物の実態報告)
学校数 児童数 学級数 必要坪数(A) 保有坪数(a) 不足坪数(B) 危険坪数(b) 要改築坪数(c) 生徒1人当保有坪数 小学校 全国 25,979 9,935,041 276,248 12,853,736 13,812,805 1,004,828 2,351,137 1,692,138 1.39 B/A(7.8) b/a(17.0) c/a(12.3) 本県 829 266,632 7,558 374,554 377,358 36,259 84,713 71,290 1.42 B/A(9.7) b/a(22.4) c/a(18.9) 長野 622 198,113 5,845 291,326 438,311 11,248 62,166 22,889 2.21 B/A(3.9) b/a(14.2) c/a(5.2) 中学校 全国 11,611 6,232,149 146,785 8,582,348 7,922,883 1,128,739 498,209 442,341 1.27 B/A(13.6) b/a(6.3) c/a(5.6) 本県 341 166,942 3,956 246,389 212,193 38,571 12,793 12,304 1.27 B/A(15.7) b/a(6.0) c/a(5.8) 長野 230 130,548 3,105 188,608 225,347 13,482 2,574 1,497 1.44 B/A(7.1) b/a(1.1) c/a(0.7)
注1)
a 耐力度4,500点以下の危険校舎坪数の保有坪数に対する割合は、小学校で22.4%(全国平均
17.0%、長野県14.2%)、中学校で6.0%(全国平均6.3%・長野県1.1%)に達している。要改
注2)
築坪数についても、長野県はもちろん、全国平均よりその割合が高い。早急な改築を必要とす
る。
b 校舎の不足坪数も、小学校、中学校とも全国平均よりその割合が高く、長野県と比較すれば
大幅に劣っている。