福島県長期総合教育計画41/4-153/330page

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第55表 高等学校校舎等の状況 (昭和39単位坪)

区分 木造 鉄筋 鉄骨 その他
校舎 88,572(72.8%) 25,995(21.4%) 6,405(5.3%) 650(0.5%) 121,622(100%)
屋内運動場 9,746 7,176 1,948 67 18,937
寄宿舎 1,332 - - - 1,332
99,650(70.2%) 33.171(23.4%) 8,353(5.9%) 717(0.5%) 141,891(100%)

  木造建物が、70.2%を占め、鉄筋、鉄骨は、29.3%にすぎない。

  校舎の構造近代化は、年々進められてきているが、構造別保有坪数を全国と比較してみると、

 第56表のとおりとなっている。


第56表 構造別保有坪数構成比の推移 (%)

  本県 全国
37年度 38年度 39年度 37〜39格差 37年度 38年度 39年度 37〜39格差
校舎 木造 89.8 82.6 72.5 -17.3 74.3 66.8 59.3 -15.0
鉄筋コンクリート造 8.0 13.0 21.7 +13.7 22.0 28.5 34.8 +12.8
鉄骨造 1.5 3.7 5.3 +3.8 2.0 3.0 4.0 +2.0
その他 0.7 0.7 0.5 -0.2 1.7 1.7 1.9 +0.2
屋内運動場 木造 63.4 59.8 51.3 -12.1 53.3 48.1 43.7 -9.6
鉄筋コンクリート造 30.0 30.8 38.0 +8.0 18.4 20.2 22.0 +3.6
鉄骨造 6.1 8.9 10.3 +4.2 26.9 30.5 33.1 +6.2
その他 0.5 0.5 0.4 -0.1 1.4 1.2 1.2 -0.2
寄宿舎 木造 100.0 100.0 100.0 0 98.2 96.9 96.1 -2.1
鉄筋コンクリート造 - - - - 0.4 0.9 1.1 +0.7
鉄骨造 - - - - - - 0.2 +0.2
その他 - - - - 1.4 2.2 2.6 +1.2

  これによると、全国の鉄筋、鉄骨校舎比率38.8%に対し、本県の比率は、27.0%で全国平均よ

 り、かなりおくれている。

  また、建物基準に対する充足率も全国水準を下回っており、危険建物が保有坪数の16.1%に達

 している。したがって計画的な改築計画を樹立し、校舎等の充足率をひきあげるとともに構造の

 近代化を図る必要がある。

〔施策の目標〕

 (ア) 本県における高等学校の校舎保有坪数の16.1%を占める危険建物については、昭和45年度まで

 19,634坪(64,792m2)の改築を行ない100%解消する。ただし今後危険建物に転落する坪数に対

 しては、昭和43年度に予定されている建物耐力度調査の結果にもとずき、昭和50年度までの改築

 計画を検討し、目標達成に努力する。

 改築にあたっては、建物構造の改善を期し、原則として鉄筋コンクリート造とする。


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