福島県長期総合教育計画41/4-163/330page
〔施策の目標〕
ア 数学教育の現代化、理科教育の現代化に代表される教育内容の改革に即応した指導法の改善に
つとめる。
イ 小、中、高等学校児童生徒の発達段階に即した学習指導法の改善につとめる。
ウ 数学、理科学習指導法の講習会を開催し、教職員の資質および指導力の向上をはかる。
〔事業計画〕
ア 数学教育講習会
事業名 事業主体 昭和40〜45年度 昭和46〜50年度 事業内容・事業量 事業費 事業内容・事業量 事業費 数学教育講習会 県 対象人員 2,700人 1,800千円 対象人員 1,800人 1,500千円 単年度計画 単年度計画 参加人員 450人 (同左) 会場 6会場 単年度経費 3,00千円 期間内事業費 300×6 期間内事業費 300×5
イ 理科教育講習会
(「科学担当教員の資質向上と研修の強化」参照)
2 中学校技術・家庭科教育の振興
(1) 技術・家庭科施設設備の充実
〔施策設定の理由〕
ア 中学校技術・家庭科の実習室の充足率は、昭和39年度で5学級以下が29.5%、6〜17学級が
32.8%、18学級以上が30.0%の低率である。また、全規模でみると、昭和36年度において家庭
科室63.2%(全国平均61.0%)に対し、技術室28.3%(全国平均37.0%)ときわめて低い充足
率である。さらに準備室、用具室については、いずれも10%未満の低率である。
イ 第62表は産業教育振興法による中学校技術・家庭科の設備の充足状況を示したものである。
これによると、設備も施設と同様、5学級以下の小規模学校の充実率、現有率が最も低く、
第62表 中学校技術・家庭科設備充足状況 (昭39.3.31)
5学級以下 6〜17学級 18学級以上 基準総額 75,827,390円 572,264,530円 207,663,090円 充実総額 21,963,015円 248,898,835円 120,761,235円 充実率 28.96% 43.49% 58.16% 現有総額 21,801,275円 247,177,075円 118,337,490円 現有率 28.75% 43.19% 56.99%