福島県長期総合教育計画41/4-171/330page

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 (3) 勤労青少年の教育的編成の整備拡充

 〔施策設定の理由〕

 ア 本県高等学校定時制課程の生徒数の推移は第67表のとおりである。


 第67表 定時制課程の生徒数の推移 (学校基本調査による)

 
1年 2年 3年 4年 1年 2年 3年 4年 1年 2年 3年 4年
32年入学者(格差) 1,937(100)       3,585(100)       5,522(100)      
33年入学者(格差) 1,805(100) 1,418(73.2)     2,567(100) 1,445(40.3)     4,372(100) 2,863(51.8)    
34年入学者(格差) 1,804(100) 1,381(76.5) 1,135(58.6)   942 (100) 745 (29.0) 495(13.8)   2,746(100) 2,126(48.6) 1,630(29.5)  
35年入学者(格差) 1,423(100) 1,388(76.9) 11,124(62.3) 1,026(53.0) 804 (100) 779 (82.7) 421(16.4) 399(11.1) 2,227(100) 2,167(78.9) 1,545(35.3) 1,425(25.8)
36年入学者(格差) 1,004(100) 1,062(74.6) 1,032(60.0) 980 (54.3) 540 (100) 627 (78.0) 561(59.6) 431(16.8) 1,544(100) 1,689(75.8) 1,643(59.8) 1,411(32.3)
37年入学者(格差)   743 (74.0) 852 (59.9) 993 (55.0)   398 (73.7) 428(53.2) 508(53.9)   1,142(74.0) 1,280(57.5) 1,501(54.7)
38年入学者(格差)     614 (61.2) 775 (54.5)     298(55.2) 409(50.9)     912 (59.1) 1,184(53.2)
39年入学者(格差)       558 (55.6)       268(49.6)       826 (53.5)
500 375.2 302.0 272.4 500 303.7 198.2 182.3 500 329.1 241.2 219.5
平均 100% 75.0% 60.4% 54.5% 100% 60.7% 39.60% 36.5% 100% 65.8% 48.2% 43.9%

定時制課程入学後の状況について、

 男子は第1学年入学者総数を100として推移をみると、

  第1学年→第2学年生徒数は    75.0% 25%は学業を廃している。

  第3学年に進学している生徒数は 60.4% 40%の生徒は第1、2学年の中途で学業を去り

  第4学年に進学している生徒数は 54.5% 卒業する生徒は約半数である。

 女子の中途退学比率は男子よりはるかに多い。

  第1学年→第2学年進学者は    60.7% で男子より14.3%も多い。

  第3学年に進学している生徒数は 39.6% で60%が第2学年までに中退している。

  第4学年に進学している生徒数は 36.5% で男子より18%すくない。

 定時制高等学校進学者のうち、4年の課程を終る者は、男子でほぼ50%、女子は40%に満たな

い。教育に対する欲求は、つよいにもかかわらず、このように中途退学者の多いことは、学習負担

の過重からとみられ、職業生活に応じて学習のできる教育的編成が必要である。

 イ 本県の高等学校通信制課程は、福島高等学校、会津高等学校に併設されている通信教育部で行

 われているが、通信制課程の入学者数、退学者数、卒業者数は第68表のとおりである。


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