福島県長期総合教育計画41/4-202/330page
平均に比較して本県は下まわっている。
(イ) 私立高校で15〜20時間担当が最も多く、全国平均の場合19〜22時間なので、担当時数
は少ない。
(ウ) ただし反面、これは1人で数教科を担任しているとか、教科以外の指導時数も相当多い
ということが考えられる。
ケ 実習助手の状況
第80表 実習助手充足状況
予算定数(A) 標準法による定数(B) 充足率A/B 実習助手補予算定数 計 昭38 152 305 49.8 78 230 39 152 328 46.3 78 230
第81表 各都道府県実習助手充足率 (昭39)
充足率 都道府県名 110〜119% 北海道 兵庫 100〜109 山形 他2県 90〜99 神奈川 他3県 80〜89 茨城 他7県 70〜79 岩手 他4県 60〜69 群馬 他2県 50〜59 三重 山□ 40〜49 福島 30〜39 20〜29 和歌山 平均 80.8%
(「県立学校の実態」)
第80、81表にみられるように本県実習助手の充足率は、昭和39年度において46.3%で、実
習助手を加えても70.1%であり、全国平均充足率80.8%に比較すると10.7%も下まわってい
る。全国的位置では最下位グループである。
コ 事務職員の状況
第82表 事務職員および事務補助員数
予算定数(A) 標準法による定数(B) 充足率A/B 事務補助員 昭38 160 255 62.7 161 39 160 274 58.4 161
第82、83表によれば昭和39年度における事務職員の充足率は全国平均が87.3%に対し、本
県は58.4%でかなり低い。これらの不足は事務補助員で補っている。全国との比較において
も、本県は最下位グループに属している。