福島県長期総合教育計画41/4-260/330page

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めて検討を要する問題であろう。


第1図 全国各県における本県体位の位置 (昭和39 学校保健統計調査報告書)

全国各県における本県体位の位置


第2表 都市とへき地の体位の比較 (昭39 県保健体育課調)

  身長 体重 胸囲 座高
福島市 小6 138.5 32.1 67.0 75.2
140.2 33.6 67.1 76.6
中3 156.6 47.4 77.8 85.0
152.1 46.7 77.2 84.4
県平均 小6 136.7 30.9 66.2 74.6
138.8 32.5 66.8 76.2
中3 155.3 45.2 76.3 83.9
150.8 45.7 77.8 83.6
へき地指定校 小6 136.2 30.8 66.3 73.9
137.5 31.6 67.1 75.7
中3 154.0 43.7 75.6 83.4
149.7 45.0 77.1 82.5


 さらに本県の体位の低い要因に、比較的体格が悪い山間へき地の学校が多いことがあげら

れる。第2表は、福島市の学校と、へき地指定の学校の体位を比較したものであるが、へき地

指定校がすぐれているものはひとつも見当らない。山間へき地の児童生徒の体位の向上はき

わめて重要なことで、栄養の点からへき勉における完全給食は早急に実施する必要がある。

 さて、昭和39年度における本県の完全給食の実施校は小学校335校、中学校34校で、その

実施率は小学校40.4%(全国平均58.3%)、中学校10.2%(全国平均19.2%)とかなり低率

である。

 また、昭和40年7月における方部別の給食人員からみた実施率は第2図のとおりである

が、比較的農山村の多い会津、中通り地方が浜通り地方にくらべて実施率が低い。


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