福島県長期総合教育計画41/4-261/330page
第2図 小、中学校方部別完全給食実施状況 (昭40 県保健体育課調)
へき地校につい
てみると、地理的
条件によって物資
入手の困難等の理
由から、その実施
率は低く、小学校
14.6%、中学校
9.8%となってい
る。へき地教育の
振興のうえから、
国の施策と相まって早急な対策が必要である。(「へき地教育の振興」の項参照)
また、定時制夜間高等学校17校のうち、完全給食実施校は現在9校であるが、働きながら
学ぶ勤労青少年のため、全校に完全給食を実施することが必要である。
〔施策の目標〕
ア 小学校の完全給食を昭和45年度までに実施率100%に高める。
イ 中学校の完全給食の実施率を昭和45年度までに70%、昭和50年度までに100%に高める。
ウ へき地の小・中学校の完全給食の実施率を昭和45年度までに100%に高める。
(「へき地教育の振興」の項参照)
エ 定時制夜間高校の完全給食を昭和45年度までに全校実施できるよう促進する。
〔事業計画〕
学校給食施設設備充実計画
事業名 事業主体 昭和40〜45年度 昭和46〜50年度 事業内容・事業量 事業費 事業内容・事業量 事業費 小学校給食施設設備充実(へき地校も含む) 市町村 小学校741校の100%実施を実現する。 406,000千円 741×1.00−335=406(校) 1校当り経費 1,000千円 事業費 1,000千円×406 中学校給食施設設備充実(へき地校も含む) 市町村 中学校284校のうち70%実施する。 330,000千円 中学校276校の100%実施を実現する。 154,000千円 284×0.70−34=165(校) 276×1.00−(34+165)=77(校) 1校当り経費 2,000千円 1校当り経費 2,000千円 事業費 2,000千円×165 事業費 2,000千円×77 夜間高校学校給食施設設備充実 県 整備学校数 8校 5,832千円 施設1校当り 563千円 設備1校当り 166千円 事業費(563+166)×8
(事業実施の方針)
ア 小学校の未実施校は小規模学校が多いので、1校当りの経費を1,000千円とし、中学校は