第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-100/285page
のため,生徒理解を的確にし効果的な教育相談をするよう,その機会方法について一層充実し
た研修を進める。
2) 学校における指導体制を再検討し,現実の諸問題に対応できるよう生徒指導計画の整備に努
める。
3) 教師と生徒及び生徒相互の理解を深め,望ましい人間関係に基づく指導が促進されるように
する。
4) 指導行政における体制の整備に努め,学校における生徒指導主事の活動を援助し,適切な指
導助言に当たれるようにする。
(6) 進路指導
1) 進路指導計画の整備改善に努め,3か年の継続した指導によって効果をあげるようにする。
2) 進路指導の方法等についての研修を充実し,指導力の向上を図る。
(7) 指導体制
中学校教職員の研修については,その規模の現状維持を図り,新採用教職員研修を起点として
その後の教職員歴のある時点ごとに,すべての教職員に等しく行きわたる研修を設定し,その体
系化を推進する。一方,教育庁各課,県教育センターの教職員研修における役割分担を明確にし,
それぞれの行う研修を相互に関連づけ,一貫性をもたせ,研修の効率化を図る。
また,本庁各課,教育事務所並びに教育センターを含め,全県的視野に立って,教科及び専門
性を考慮し,指導主事の適正配置に努め,適正な指導行政を更に推進する。