第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-134/285page

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るために,次の基本的考えに立って対処していくことが必要である。

 1) 教師の指導力,指導方法の向上を期するため

  ○ 研修会の内容として,授業研究的なものを多くとり入れる。

  ○ 各学校において,研修組織を確立し,計画的に授業研究を実施し,指導方法の反省,改善

  に努める。

  ○ 自主的研究団体の充実を図り,自主的な研修を奨励する。

 2) 生徒の学習の実態に基づく指導の確立のため。

  ○ 生徒の学習の実態を計画的に調査,は握する。

  ○ 評価方法に検討を加え,学習診断評価の開発に努め弘

  ○ 各学校の実情に応じた教育課程の編成に努める。

(4) 生徒指導

 1) 駐在生徒指導主事の活動を強化する。

 2) 教師の研修を充実,強化する。

 3) 生徒の研修活動を促進する。

 4) クラブ活動,部活動,ホームルームなどの教科外活動を充実する。

 5) 中学校との連携を強化する。

 6) 生徒指導関係諸機関との連携の強化と,保護委員会などの育成を図る。

(5) 進路指導

 1) 進路指導担当教員の研修活動を充実する。

 2) 進路指導主事を中心とする組織体制を強化する。

 3) ホームルームにおける進路指導の充実強化を図る。

 4) 中学校教育との連携を推進する。

 5) 大学,公共職業安定所等の関係外部機関との連絡を充実する。

 6) 進路指導のための情報の収集,整理,活用を強化する。

 7) 進路指導のための施設・設備の充実と,その管理運営の向上を図る。

 8) 自主的研究団体の指導育成を強化する。

(6) 指導体制

  高等学校教職員の研修については,その規模の現状維持を図り,新採用教職員研修を起点とし

 て,その後の教職員歴のある時点ごとに,すべての教職員に等しく行きわたる研修を設定し,そ

 の体系化を推進する。一方,教育庁関係各課,県教育センターの教職員研修における役割分担を

 明確にし,それぞれの行う研修を相互に関連づけ,一貫性をもたせ,研修の効率化を図る。


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