第2次福島県長期総合教育計画(昭和53年度〜昭和60年度)-241/285page

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 度限りとし,今後,内容を新たにし別途企画することになっている。

(2) 舞台芸術公演

 1) こども芸術劇場

   こども芸術劇場は,原則として,10歳から13歳のこどもで,主催者が無料招待した者に鑑賞

  させるもので,文化庁の派遣するものを,県と市で共催実施している。昭和49年度より開催し

  こどもの親しめる内容の舞台芸術を公演して,豊かな情操のかん養,こどもの健全な成長に役

  立たせるよう,実施している。開催市,公演種目等は(表5−1−16)のとおりである。

 2) 青少年芸術劇場

   青少年芸術劇場は,原則として,14歳から19歳の青少年を対象とし,青少年に優れた舞台芸

  術を鑑賞させ,青少年の芸術鑑賞能力の向上と豊かな情操のかん養を図るため,昭和45年度よ

  り開催している(表5−1−16)。

 3) 家庭劇場

   家庭劇場は,文化会館等,本格的な文化施設を有しない地域の県民のために,一流の舞台芸

  術を巡回公演し,家族ぐるみで芸術を鑑賞することを奨励して,豊かな家庭づくりと地域文化

  の振興に資する目的で,昭和51年度より開催されるようになった。昭和51年度は,只見町など

  15町,飯舘村など5村,計20町村で開催した。

 4) 移動芸術祭

   移動芸術祭は,開催市教育委員会,文化庁との共催によって,中央の優れた芸術を招へいし

  優れた芸術鑑賞の機会を提供するとともに,地域芸術文化の振興に資するため,昭和47年度より実

  施している。年々,開催市と公演種目が増加している(表5−1−17)。

表5−1−16 こども・青少年芸術劇場年度別開催状況

区分/年度 45 46 47 48 49
こども芸術劇場 実施会場 会津若松市・福島市
種  目 ミュージカル
演  目 「二人のロッテ」
公演団体 劇団四季
青少年芸術劇場 実施会場 会津若松市 い わ き 市 福島市 白河市・福島市 福島市 いわき市
種  目 文   楽 オーケストラ オ ペ ラ 新 劇 能・狂言 バレエ
演  目 「曽根崎心中」ほか 「新世界より」ほか 「カルメン」 「間奏曲」 「黒塚」ほか 「くるみ割人形」
公演団体 文楽協会 読売日本交響楽団 二期会 劇団四季 能 楽 協 会 牧阿佐美バレエ団
区分/年度 50 51  
こども芸術劇場 実施会場 郡 山 市 郡山市民会館 県文化センター  
種  目 児 童 劇 バレエ レオ・ドリーゴ作曲  
演  目 「乞食と王子」 「コンペリア」  
公演団体 (劇団仲間) (社)日本バレエ協会  
青少年芸術劇場 実施会場 福島市 いわき市 会津若松市 相馬市民会館 いわき常磐市民会館  
種  目 オーケストラ 文  楽 歌舞伎 邦楽,邦舞 左に同じ  
演  目 「フィンガルの洞窟」 「絵本大功記」 「仮名手本忠臣蔵」 「藤娘」「連獅子」他    
公演団体 読売日本交響楽団 文楽協会 文楽協会 (財)日本舞踊協会    

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