第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-029/181page
第2節 小学校教育
現状と課題
第1項 学校規模
(1) 児童数
小学校の児童数は,昭和53年度から増加の傾向を示し,昭和58年度には195,752人となっている(図2-2-1)。
地域別児童数は,南会津地域を除いて昭和58年度まで増加してきている(図2-2-2)。
昭和60年度以降は,各地域とも減少傾向を示すものと予測される(表2-2-1)。
図2-2-1 児童数の推移
注:1.「学校統計要覧」(昭51〜昭58)による。
2.児童数は国立,公立,私立の合計である。
図2-2-2 地域別児童数の推移
注:1.「学校統計要覧」(昭51〜昭58)による。
2.児童数は国立,公立,私立の合計である。
表2-2-1 地域別児童数の予測 (単位:人)
地 域 年度 60 65 70 県 北 47,500 42,900 38,800 県 中 50,500 47,100 43,200 県 南 14,200 13,600 12,700 会 津 25,000 23,200 21,400 南会津 3,200 3,100 3,000 相 双 20,600 19,700 18,600 いわき 32,500 27,400 26,500 計 193,500 177,000 164,200
したがって,今後は,県全体としての児童数の減少傾向と都市集中の傾向を踏まえ,それぞれの地域の実態に応じた教育諸条件の整備に努める必要がある。
(2) 学校配置
昭和51年度から昭和58年度までの小学校数の推移を見ると,本校は15校減少し,分校は34校減少している(表2-2-2)。学校の廃止・設置の状況を見ると,廃止校
注:「総務課推計」(昭58)による。