第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-057/181page
表2-3-l0 中学校新採用教員の地区別配置状況 (単位:人,%)
項目 地区 A B C 計 配置人数 44 93 49 186 配置率 23.7 50.0 26.3 100
注:1.「義務教育課調査」(昭58)による。
2.A地区は市・主要町村の学校,C地区はへき地の学校,B地区はA地区及びC地区以外の学校である。
3.配置率=(地区別新採用教員数)÷(新採用教員数)×100
(2) 教員構成
昭和58年度における中学校教員の男女別構成比を見ると,男子が69.8%,女子が30.2%となっており,女子の占める割合がわずかながら逐年上昇している(図2-3-13)。
次に,中学校教員の年齢別構成比は,昭和58年度において最も人数の多いのは,50歳から54歳の教員で全体の22`8%を占め,次いで45歳から49歳の教員が20.9%,40歳から44歳の教員が14.2%となっている(図2-3_14)。
図2-3-13 中学校教員の男女別構成比
注:1.「学校統計要覧」(昭51〜昭58)による。
2.教員数は,公立学校の校長,教頭,教諭の合計である。
図2-3-14 中学校教員の年齢別構成比
注:1.「義務教育課調査」(昭58〕による。
2.教員数は,公立学校の校長,教頭,教諭の合計である。
したがって,今後は,各学校の教員の年齢構成が,学校経営に及ぼす影響等を検討し,男女別,年齢別構成等を考慮した適正な教員配置に努める必要がある。
(3) 事務職員の配置
標準法に基づく事務職員定数は100%確保し配置してきている。一方,学校別に見た場合,本校数に対する配置率は,昭和51年度において67.8%であったが・昭和58年度においては88.5%と20.7ポイントの増加となっている(表2-3-11)。
表2-3-11 事務職員の配置状況 (単位:校,人,%)
年度 項目 本校数 人数 配置率 51 261 177 67.8 52 254 178 70.1 53 251 197 78.5 54 253 204 80.6 55 250 213 85.2 56 247 217 87.9 57 247 217 87.9 58 244 216 88.5
注:1.「学校統計要覧」(昭51〜昭58)による。
2.配置率=(事務職員数)÷(中学校本校数)×100
昭和55年度から昭和58年度までの事務職員の配置状況を見ると,5学級以上の学校には完全配置を行うとともに,へき地校等で4学級以下の学校にも教育諸条件を勘案して配置してきている。
したがって,今後は,標準法による定数を確保するとともに,定数の改善について国に要望