第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-068/181page
図2-4-10 地域別高等学校数の推移(定時制)
緩慢な減少傾向を示している。単独校では,普通科が占める割合に若干の変動が見られ,他の学科では,ほとんど変動が見られない。併置校では,普通科と職業学科の併置が昭和54年度以降漸減し,昭和57年度以降は横ばいである。また,職業学科のみの学校では,昭和55年度以降変動が見られない(図2-4-11)。
一方,定時制課程では,昭和55年度以降変動が見られない(図2-4-12)。
図2-4-11 学科別高等学校構成比 (全日制)
注:1.「学校統計要覧」(昭51〜昭58)による。
2.構成比=(学科別学校数)÷(全日制高等学校数)×100
3.学校数は,県立,私立の合計である。
図2-4-12 学科別高等学校構成比 (定時制)
注:1.「学校統計要覧」(昭51〜昭58)による。
2.構成比=(学科別学校数)÷(定時制高等学校数)×100
3.学校数は,県立のみである。
したがって,今後は,中学校卒業者数の動向を踏まえ,科学技術の進歩に伴う産業構造の変化や,生徒の能力・適性及び興味・関心等を考慮しながら学校・学科の適正配置について検討するとともに,昭和61年度以降に急増する地域の収容力の適正化に努める必要がある。
(4) 学校規模
昭和51年度から昭和58年度までの県立高等学校の規模別構成比の推移を見ると,全日制課程では,21学級から25学級までの学校が昭和55年度以降減少傾向を示し,16学級から20学級の学校が増加している(図2-4-13)。また,定時制課程では,1学級から5学級の学校が増加し,
注:1.「学校統計要覧」(昭51〜昭58)による。
2.学校数には,分校を含む。