第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-124/181page

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第4章 文化

第1節 文化活動
現状と課題

第1項 芸術文化活動発表の機会

(1) 県における芸術文化活動発表の機会

1) 県総合美術展覧会

 県内外において,美術活動をしている県民の作品発表の場と県民が優れた美術作品を鑑賞する場を提供するため,県総合美術展覧会を昭和22年度から開催している。

出品作品数は,昭和53年度以降,毎年1,000点を越えており,昭和58年度においては過去最高の1,119点である(図4-1-1)。

次に,昭和58年度における部門別出品作品数を見ると洋画,書が多く,青少年の場合は,洋画が大部分を占めており,その他の部門の出品が少ない状況にある(表4-1-1)。したがって,今後は,応募の奨励に努め,特に,青少年の応募を奨励する必要がある。

図4-1-1 県総合美術展覧会出品作品数の推移
図4-1-1 県総合美術展覧会出品作品数の推移
注:「教育年報」(昭51〜昭58)による。


2) 県文学賞

 県民から作品を公募し,優秀作品を顕彰して,本県文学の振興を図るため,県文学賞を昭和23年度から実施している。

応募作品数は,昭和53年度から昭和57年度まで毎年200点以上であり,昭和58年度においては182点となっている。青少年の応募状況を見ると,詩の部門が毎年の応募作品数の半数以上であり,その他の部門の応募が少ない(表4-1-2)。

したがって,今後は,応募の奨励に努め,特に,青少年の応募を奨励する必要がある。

表4-1-1 県総合美術展覧会部門別出品作品数  (単位:点)

部門 区分 一般 青少年
日本画 85 3 88
洋画 322 127 449
彫塑 60 13 73
工芸美術 114 3 117
384 8 392
965 154 1,119

注:「教育年報」(昭58)による。


3) 県芸術祭


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