第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-125/181page
表4-1-2 県文学賞の応募作品数 (単位:編)
年度 部門 小説 詩 短歌 俳句 計 区分 全体 青少年 全体 青少年 全体 青少年 全体 青少年 全体 青少年 51 34 2 64 35 42 1 31 4 171 42 52 44 5 70 32 37 0 35 1 186 38 53 45 10 119 62 41 3 50 1 255 76 54 48 4 77 31 50 2 48 1 223 38 55 55 3 92 36 54 1 54 4 255 44 56 51 1 63 24 43 2 53 1 210 28 57 55 1 68 20 34 1 64 3 221 25 58 49 6 45 14 40 0 48 0 182 20
注:1.「県文学集」(昭51〜昭58)による。
2.青少年の欄は,応募作品の内数である。
県芸術祭は,県内6方部を巡回して実施する主催行事と県内各地で行われる参加行事により構成される総合的な芸術文化行事であり,県民参加による最大の文化の祭典として,県,市町村及び文化団体の主催により,昭和37年度から実施している。
昭和51年度から昭和58年度までの県芸術祭の実施状況を見ると,主催行事は毎年10行事以上であり,参加行事も増加している(表4-1-3)。
今後は,県芸術祭の運営方法等を検討し,文化団体が主体となり,民間の自主性と創造性を生かした芸術祭として発展させる必要がある。
表4-1-3 県芸術祭の実施状況 (単位:行事)
年度 項目 主催行事実施地区 主催行事数 参加行事数 51 いわき 10 43 52 県 南 10 44 53 県 北 13 42 54 会 津 13 43 55 県 中 14 51 56 相 双 15 61 57 県 南 15 66 58 いわき 12 91
注:「芸術祭総覧」(昭51〜昭58)による。
(2) 市町村における芸術文化活動発表の機会
市町村における文化の振興を図るため,県では,市町村を対象に昭和48年度から昭和58年度まで「文化のふるさと」指定事業を,昭和52年度から昭和56年度まで「参加する文化活動」事業を実施した。
市町村においては,公民館を中心に絵画,陶芸,俳句などの文化講座・文化教室を開催して,地域住民の文化活動を奨励するとともに,市町村総合文化祭を実施するなど,美術,舞踊等の各部門にわたって地域の特色を生かした芸術文化活動の発表機会の充実に努めている。
今後は,市町村と地域の文化団体の密接な連携の下に,芸術文化活動発表機会の充実を図る必要がある。
(3) 青少年の芸術文化活動発表の機会
青少年が創造性豊かな文化活動を行うため,県総合美術展覧会,県文学賞を通して,青少年の芸術文化活動発表機会を提供するとともに,県高等学校総合文化祭を開催して,高校生の文化活動を奨励している。
県高等学校総合文化祭は,それぞれ別個に発表会を実施していた音楽・美術・演劇の3部門を統合して,昭和57年度から実施している(表4-1-4)。
表4-1-4 県高等学校総合文化祭の実施状況 (単位:校,人点)
区 分 年度 57 58 音楽部門 参加校数 63 59 参加人数 2,953 3,561 美術部門 参加校数 49 53 出品作品数 501 244 演劇部門 参加校数 13 13 参加人数 528 260
注:1.「教育年報」(昭57,昭58)による。
2.演劇部門の参加校は地区代表校である。