第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-141/181page

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展・企画展の内容の充実に努める必要がある。また,教育普及活動などの充実を図り,本県美術振興の中心施設としての機能の充実に努める必要がある。

(3) 県立博物館

 県立博物館については,本県の伝統文化を保存・伝承し,県民の新たな文化の創造に寄与するための施設として,昭和59年度に建設に着手するとともに,資料の収集・整理を行い,専門職員の確保に努めている。

今後は,昭和61年度の開館に向けて,建設を推進するとともに,専門職員の計画的確保を図り,資料の収集・整理を進める必要がある。また,継続的に調査研究を進めて,展示内容の充実を図るとともに,博物館資料の情報センター,保存科学センターとしての機能の充実と教育普及活動の充実に努める必要がある。



施策の基本方向

1 創造活動発表・参加の場の整備

(1) 文化会館

 地域における文化活動の場を整備するため,広域市町村圏を単位とする文化会館の設置を図るとともに,展示機能など既存施設の整備を促進する。

文化会館設置の計画目標 (単位:館)

年 度 58 65 70
文化会館数 16 18 20

注:1.昭和58年度は実績値で,「福島県の文化行政」(昭58)による。
  2.館数は,県立,市町村立のみである。

(2) 県文化センター

 県民文化活動の中心施設としての県文化センターの施設・設備の整備と文化情報の収集・提供など機能の充実に努める。


2 文化財保存・公開の場の整備

(1) 歴史民俗資料館

 地域における文化財の保存・公開の場の整備を図るため,地域の実態に応じた市町村立歴史民俗資料館の設置を促進する。

歴史民俗資料館設置の計画目標(単位:館)

年  度 58 65 70
歴史民俗資料館数 12 17 20

注:1.昭和58年度は実績値で,「福島県の文化行政」(昭58)による。
  2.館数は,市町村立のみである。


(2) 埋蔵文化財センター

 埋蔵文化財の調査研究,出土品の整理・保存,普及・啓発等を行うための施設として,県埋蔵文化財センターの設置を検討する。


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