第3次福島県長期総合教育計画(昭和60年度〜昭和70年度)-147/181page
したがって,今後は,格技指導を充実するため柔剣道場の設置を推進するとともに,備品等の整備充実に努める必要がある。
表5-1-3 柔剣道場の設置状況(単位:校,%)
年度 区分 中学校 高等学校 項目 学校数 設置校 設置率 学校数 設置校 設置率 54 253 5 2.0 85 63 74.1 55 250 5 2.0 86 66 76.7 56 247 10 4.0 86 68 79.1 57 247 10 4.0 86 68 79.1 58 244 12 4.9 86 69 80.2
注:1.「保健体育課調査」(昭54〜昭58)による。
2.設置率=(柔剣道場設置学校数)÷(学校総数)×100
3.学校数には分校を含まない。
(4) 学校体育団体
県中学校体育連盟,県高等学校体育連盟は,学校体育の健全な発達を図る目的で,それぞれ県内中学校,高等学校の全生徒及び教職員をもって組織されている。主な事業は,各種体育大会の開催,体育の研究調査,体育に関する諸団体との連携などであり,学校体育の振興に大きな役割を果たしている。
また,小学校は,県小学校教育研究会体育部会において,体育的行事の開催,体育の研究調査等を行っている。
今後とも,学校体育の充実を図るため,学校体育団体の育成とそれらの連携強化に努める必要がある。
第2項 学校保健・学校安全
(1) 児童生徒の体格
児童生徒の体格を昭和47年度,昭和52年度,昭和58年度において見ると,全国及び本県とも向上の傾向にある。
また,昭和58年度の児童生徒の体格を全国と比較すると,身長は,総じて下回っており,体重・胸囲は,女子の11歳を除き男女とも全国平均を上回っている(図5-1-3)。
図5-1-3 全国及び本県の児童生徒の平均体格